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ヒップホップ曲は史上初グラミー賞レコード賞受賞!

Feb 28,2019 | Luna Ma

第61回グラミー賞(Grammy Awards)の授賞式が10日ロサンゼルス行われ、ラップ曲は主要部門受賞し、ヒップホップ/ラップ史上初の快挙となります。今回グラミー賞について、ヒップホップの注目点は下記三つあると思います。一緒に見ましょう!

ラップの曲は史上初のレコード賞受賞-チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)

 

ラッパー兼俳優のチャイルディッシュ・ガンビーノが米国の暴力文化を批判した曲「This is America(ジス・イズ・アメリカ)」で、 最優秀レコード賞と楽曲賞をダブル受賞しました。ラップの曲がレコード賞を獲得するのは史上初で、 楽曲賞でも初めての快挙です。ラップ音楽がニューヨークで誕生してから約半世紀以来、歴史的な転換点となりました。さらに、This is Americaの音楽ビデオ(MV)を制作した日本人ヒロ・ムライ監督も、最優秀ビデオ賞を獲得しました。

 

アフリカ系のラップ(ヒップホップ)はこれまで、グラミー賞の主要部門で冷遇されてきました。ノミネートはされるが、 エミネム、ジェイZ、カニエ・ウェストら多くの名曲を生んだ大物ラッパーも、主要部門の受賞には至っていません。チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)が主要2部門を制するなど、今年のイベントは「ラップ」というジャンルにとって歴史的なものとなりました。これは、グラミー賞を主催する全米レコード芸術科学アカデミー(Recording Academy)が、ポップカルチャーにようやく理解を示し始めた兆候なのかもしれないですね。

女性ラッパーは史上初最優秀ラップアルバム賞受賞-カーディ・B(Cardi B)

 

2018年にデジタル発売されるやいなやたちまち25万枚の売り上げを突破し、爆発的大ヒットとなったデビュー・アルバム『INVASION OF PRIVACY(インベージョン・オブ・プライバシー)』は、2018年において女性アーティストとしては1番、総合では2番目に大きいチャート・デビューを記録。またカーディは、Billboard 200チャートの首位を飾る史上5人目の女性HIPHOPアーティストに!アルバムはこの他、“トップ・R&B/ヒップ・ホップ・チャート”、“トップ・ラップ・アルバム”、“トップ・デジタル・アルバム”で1位を獲得。さらにリリース直後のストリーミング回数も初週に1億回再生を記録!

HIPHOP曲が受賞

第61回グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀ラップ・パフォーマンス、最優秀ラップ・アルバム、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス、5部門ノミネートされ、〈最優秀ラップ・アルバム〉を受賞!

マーベル映画『ブラックパンサー』は歴史的テレビサウンドトラック部門受賞

ヒップホップファッションペンダントブラックパンサーモチーフ

第91回アカデミー賞にて作曲賞、美術賞、衣装デザイン作品賞の3部門を受賞しました。作品賞、歌曲賞、録音賞、音響編集賞合計7部門にノミネートされ、ヒップホップ・アーティストたちがサウンドトラックを担当した映画作品がアカデミー賞を多数受賞したのは快挙です。

また「ブラックパンサー」は映画賞だけでなく、映画のサウンドトラック「Black Panther: The Album」に収録されている「King’s Dead」はグラミー賞でも最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞しました。

 

アカデミー賞、グラミー賞ともに受賞することは歴史的な快挙と言えるでしょう。

 

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